フロンティアホームのCSR活動：グランエミオ所沢にストリートピアノを設置します

昨年所沢駅構内の商業施設「グランエミオ所沢」がグランドオープンとなり、この時から私は大きな吹き抜けがある中央のギャザリングスペースに、「人々が思い思いに楽しめるピアノが有ったら良いな」と勝手に感じるようになりました。NHKBSでの「駅・空港・街角ピアノ」番組を見て「こんな街になったらカッコイイな」と以前から思っていたからです。

で、思い切って「ピアノを寄付させて頂くので、こちらに置いて頂けないか？」と管轄の住商さんに思い切って交渉を試みましたが、結果は予想通りNGでした。理由は管理面、感染予防対策を如何するか？などでした。

これらの経緯をSNSに投稿したところ、その記事をみた所沢市の藤本市長から直々にご連絡があり「丁度所沢市としてもストリートピアノを考えていた」との事。非常にタイムリーでした。弊社の本社所在地「所沢市」では、現在街をあげて「音楽のあるまちところざわ」と題して、あらゆる世代の市民や市内を訪れる方に、うるおいと安らぎ、そして活力を与える「音楽のあるまちづくり」（音まち）を街をあげて推進しています。

その後所沢市と住商さん西武鉄道さんとの交渉は、トントン拍子に進み「９月のみトライアルで開催する」事が決まりました。非常にラッキーです。問題や課題点についても市役所の方々とMTGを重ねました。

そして去る９月４日（土）、西武鉄道並びに住友商事アーバン開発の関係者、所沢市の藤本市長、衆議院議員の柴山昌彦先生はじめ、市議会議員の方や多くの市民の方が駆けつけて頂き、オープニングイベントが開催されました。NHKやJcomはじめ沢山の取材人も来られました。

その後も連日60名を超える方がピアノを楽しみに来られており、演奏が終わるとそこにいる方々の温かい拍手に包まれ、皆さんとてもニコニコされています。とても嬉しい瞬間ですよね。

コロナ禍で人々の交流が難しく、世知辛い世の中になっていますが、人々のちょっとホッとできるひと時＝今回の素晴らしいプロジェクトに弊社も参加でき、とても光栄に感じております。願わくはトライアルが過ぎても、市民ピアノとしてこのピアノが長らく活躍出来れば、これに勝る喜びはありません。皆さまも是非「音楽のあるまち＝ところざわ」に足を運んでみてはいかがでしょうか？

フロンティアホーム　代表取締役　中川潤