繁忙期終了間近、入居検討者が求めているものとは

先日アットホーム株式会社が2021年7月以降に賃貸居住用物件を探しているお客さまを担当した全国のアットホーム加盟店を対象に実施した調査結果をもとに、『不動産のプロが選ぶ！「2021年下半期問合せが多かった条件・設備」ランキング』を発表しました。

条件編では「毎月の家賃を下げたい」が1位でした。

コロナ禍で失業・賃金の低下が起こり、今の家賃よりも低い物件に住み替えを検討するお客様が増えたのが原因でしょう。また、弊社の管理物件にお住まいの入居者も家賃相談の声も多くなってきました。

設備編では1位は「インターネット接続料無料」でした。やはりコロナ禍で在宅時間が増える＝自宅でネットを利用する時間が増えたことからインターネット設備に関する問い合わせが増えてきました。最近では回線速度を重視する声も多くなり、せっかくネット無料設備を導入しても遅い回線速度だと競合物件に負けてしまうケースも出てきました。

また、2位は「オートロック」がランクインしました。オートロックは過去数年間、常に上位にランクインしておりますが、近年の傾向としてセキュリティー面を重視されるお客様が増えております。女性は特にそうですが、防犯性の高い、「オートロック」「防犯カメラ」「モニター付きインターホン」は強い人気があります。また、「モニター付きインターホン」はもはや必須設備として意識されているお客様が多いため、金額も安価なので空室対策・退去抑制のためにも導入すると良いでしょう。

今回は現場の声を紹介しました。目立ったのはコロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことで、物件の設備に対する要望が高まっている点です。駅近や築年数よりも設備の充実さが成約の決め手ではないかと考えます。繁忙期も残りわずかですが、設備交換・取付を検討されている方は物件の特性などもふまえてアドバイスをさせていただきたいと思いますので、お気軽にお問い合わせください。

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担当：中野