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上がり続ける建築費

上がり続ける建築費

既に様々な媒体で記事を多く目にしますが、「建築費」が全般的に高騰を続けています。なかなか終わりの見えない新型コロナウイルスの影響に、ロシアとウクライナの戦争が我々の生活にも大きな影響を及ぼしています。

例えば大手住宅設備メーカーのLIXILは2022年4月からの値上げを発表しています。サッシで9%前後、洗面化粧台で4~7%、トイレで2~3%などほぼすべての住宅設備が値上がりします。クロスなども上がってきています。

住宅⽤建材・設備機器のメーカー希望⼩売価格の⼀部改定について
参考:https://www.biz-lixil.com/pdf/20211207_lixil_kakakukaitei.pdf

同じく大手住宅設備メーカーのTOTOも2022年10月からの値上げを発表済。ほかにも住宅建築に欠かせないプラスターボード、合板、断熱材などたくさんの住宅資材が2022年春以降に値上がりします。

TOTO住宅設備機器商品の希望小売価格改定
参考:https://jp.toto.com/company/press/2022_01_28_011821/

木材や鉄筋などすでに値上がりしているものと合わせると、この2年ほどで住宅価格はずいぶん高くなったというのが実感です。弊社とお付き合いしている業者さんも「住宅で200万円から300万円上がった」と話をしておりました。またRC(鉄筋コンクリート造)においても坪150万円はくだらないとの事。もう「何もかも上がってきている」状況です。こんな中、オーナー様方は何を考えていかなくてはならないでしょうか?

  1. リフォームやリノベーションを検討するのであれば早めに資材確保ものによっては「月ごとに」プライスが変わる感覚です。早めに発注して確保するのが賢明です。
  2. リフォームやリノベーションの内容を再検討する例えば今まではキッチンを新品に入れ替える予定であったところを、面材ダイノックシートを張り替える、或いはシステムキッチンでなく「造作キッチン」にしてみる などアイディア次第で価格もかなり変わる筈です。
  3. 大型請負契約の時には十分留意をこれだけ建築費の高騰と納期や工期に影響が出ると、経営そのものに大きな影響が出てくる建設・建築会社も出てくるでしょう。大きな契約を進める場合、工事初期の段階で「多額の手付金」などを要求する会社には要注意です。手付金などは10~30%が妥当であると思います。工事の進み具合と同様に小分けにして支払いをしていくイメージが適切であると言えます。

上記以外にもオーナー様が建築やリフォーム・リノベーションを検討される際に踏まえておかなくてはならないものもございますが、紙面の関係で省略させて頂きます。

弊社では、様々な経験とそのノウハウから、オーナー様に対して適切なアドバイスをご提供できると確信しております。

何かお困りやお悩みのオーナー様、私ども株式会社フロンティアホームまで是非お気軽にご相談下さいませ。

フロンティアホームの営業社員、事務員も「宅地建物取引士」ライセンスホルダーです。
宅地建物取引士12名 二級建築士1名 賃貸不動產経営管理士8名 
相続支援コンサルタント1名 インテリアコーディネーター2名 マンションリノベーションアドバイザー1名

フロンティアホーム 代表取締役 中川潤