これからのワンルームを考える
いつもこのオーナー通信をご覧いただき誠にありがとうございます。今回は単身向け住まいの代表格であった「ワンルーム」について考えてみたいと思います。因みに 1K(一部屋にミニキッチンがついているもの)もここに包括されるものとします。
日本の人口は減少しているのに、世帯数は増加
一見矛盾とも思える奇妙なこの現象は事実であり、現在の日本で加速している様子です。国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計 ( 全国推計 )」によると、2010 年の総世帯数は 5184 万世帯だったのが、2015 年では5333 万世帯になった。そして 2018 年時点で同研究所が実施した将来予測では、2020 年では 5411 万世帯に増える見込みでした。
しかしながら、2020 年に実施された国勢調査の結果では総世帯数は 5572 万世帯となり、予測値を大きく超えた。世帯数が大きく増加したのは、とくに「単身世帯」が増えていることが影響している様子です。単身世帯の増加には、男女とも平均寿命が増加し、夫婦どちらかと死別したことによる高齢単身世帯の増加も多分に含まれるが、晩婚化・非婚化も単身世帯増加の大きな要因であるとみられています。近年では結婚したくない人が増えているとニュースでもよく取り上げられております。
これからのオトナ単身者向け賃貸住宅とは?
日本ではこれまで単身者の住宅といえば、ワンルームマンション(25m² 程度)という独自のスタイルが定着してきました。しかしこれからは前述の社会状況も踏まえ、海外の不動産にもあるような「ステューディオ(35m² 程度)」と呼ばれる広いワンルームや、1ベッドルー(50m² 程度)という広い間取りで「自分らしく住まう」「趣味を生かした住まい」など、単身者向けの住まいのスタンダードも変わってくると思います。
2DK を 1LDK に、3DK も思い切って 1LDK にもうそんな時代が来ているのかもしれませんね。
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フロンティアホームの営業社員、事務員も「宅地建物取引士」ライセンスホルダーです。
宅地建物取引士12名 二級建築士1名 賃貸不動產経営管理士8名
相続支援コンサルタント1名 インテリアコーディネーター2名 マンションリノベーションアドバイザー1名