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住みながらお店~人と住まいと街をつなぐ

いつもこのオーナー通信をご覧いただき誠にありがとうございます。今回は現在所沢市日吉町に建築中の物件「conoji(コノジ)」についてちょっとご紹介をさせていただきたいと思います。

住みながらお店~人と住まいと街をつなぐ
「conoji(コノジ)」建物外観。

きっかけは危機一髪の逆転ホームランからの出逢い

弊社の物件で数年前に都内浅草にあった外国人向けのホステル(簡易宿所)。一括賃貸にて順調に運営しておりましたが、2019年12月にコロナが始まってから一括貸しも解約となってしまい、建物は簡易宿所のまま。収入はゼロになってしまいました。

「さてどうしよう?」

考えたのは「一般賃貸住宅+お店もできる」にコンバージョン(用途変更工事)土間付きなどは残したままでユニークな住居に変更したところ、TBS「王様のブランチ」及びYouTube「ゆっくり不動産」で大きく取り上げられて、またたく間に満室となりました。まさに危機一髪からの逆転ホームランでありました。

このYouTube「ゆっくり不動産」からの繋がりで、ユニークでアイディアあふれる建物を設計される「ビーフンデザイン」の社長である進藤さん(一級建築士)とご縁が出来、新たに弊社の物件を設計監修していただくことになりました。

住みながらお店~人と住まいと街をつなぐ
「conoji(コノジ)」建物内装。
住みながらお店~人と住まいと街をつなぐ
「conoji(コノジ)」建物内装。

お店・住居~設計者と入居者が生み出す新しいストーリー

そんなご縁から弊社の新しいプロジェクト所沢市日吉町「conoji(コノジ)」は、前述のビーフンデザインさんに設計監修していただいており、来年の建物完成に向けて工事終盤を迎えています。この物件は裏通りの更に裏通りで、決して店舗としては目立つ立地ではありません。しかしながら「住居としても個人のお店としても」ユニークなその取り組みに、多くの個人若手経営者に響いたモノがあったのかもしれません。完成を待たずしてお蔭様で満室となりました。名称の「conoji(コノジ)」とは、建物の形がカタカナの「コ」の字になっており、また小さな商いを通じてテナントさんみんなが “communication”(コミュニケーション)をとって仲良くしてもらいたい。そんな願いを込めて英語の頭文字も「c」にしています。

昔あったお店の奥に住居があったようなこぢんまりとした住居兼店舗~そんなイメージを現代風にアレンジしました。それは大手チェーン店やコロナにも負けず、今こそ若手経営者には夢とか希望、チャレンジ精神を抱いていただき、街のため地域のために頑張ってもらいたいと思うのです。また加えて将来の仕事や年金のことを考える若い方々も多い様に感じています。「独立して事業を」そういったアントレプレナーの方々を応援したい、弊社も地域の会社としてそんな気持ちもあります。

押し並べたようなつまらない企画のアパート、共同住宅や店舗の計画よりも、若手を後押しし、地域にも喜んでもらい僅かでも貢献できる、そんなオモシロいプロジェクトを企画立案可能です。是非お気軽にご相談ください。