人手不足が不動産業界にも影響
いつもこのオーナー通信をご覧いただき誠にありがとうございます。我が国における人口減及び少子高齢化の問題については、私たち不動産業界にも様々な形でじわりと影響が出てきており、加えてずっと向き合っていかなくてはならない課題でもあります。
東京都心部を中心に円安の影響もありインバウンドで賑わう不動産市場。特に湾岸エリアなどには既に多くのタワーマンションが乱立しており、購入検討者はその価格など頭を悩ませていると思いますが、重要なのは「購入価格」だけではないことが色々と露呈してきました。
時給1500円でも集まらないMS管理人
何も湾岸エリアに限らない事ではありますが、マンションの管理員や清掃員の人手不足が深刻度を増しています。何でも首都圏に限って言えば多いところで時給換算2,000円程度と、東京都の最低賃金である1,113円をはるかに上回る賃金で募集しているところもある様です。これらは今後将来にわたり、所有者が毎月払う管理費等に反映されてくるのは明白であります。
賃貸不動産オーナーはどう捉えるべきか?
賃貸物件の場合にはテナント様は賃借人であり、前述の所有マンションとは異なりますが、建物にかかる毎月の定期清掃などは分譲マンションも賃貸マンションもその規模は違えども同じであります。
弊社では現在のこの様な状況下において「管理料の見直し」を徐々に行っております。勿論入居者様によっては1,000円でも上がるのは抵抗がある方、センシティブな方もいらっしゃいますので、「時間をかけて順繰りに」順次対応をしております。
これから建てるオーナー様は「定期メンテナンスや清掃頻度が少なく済むような企画」また既にご所有のオーナー様には「定期清掃業者の見直し」など、より管理会社と協力・連携して今後の賃貸経営をしていかなくてはならないと考えております。
お悩みのオーナー様は是非ともお気軽に弊社までお問合せください。
フロンティアホーム 代表取締役 中川潤