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不動産市場の「現状」と「今後の展望」

不動産市場の「現状」と「今後の展望」

いつもこのオーナー通信をご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は気になる不動産市場の「現状」と「今後の展望」について、少し触れたいと思います。

業者と業者の取引で、エンドユーザーはついていけない

弊社の本社がある埼玉県所沢市及び周辺では数多くの不動産会社(売買)は所謂実需物件=一戸建や土地など」の扱いをしております。コロナ禍においては盛況だったマーケットですが、昨年の秋口位から「あまり売れ行きが良くない」「反響(お客様のお問合せ)が少ない」など、仲間内業者さんから景気の良い話は聞かれなくなりました。現在は建売何万棟の分譲を行っているスーパービルダーなどは決算前に値下げのオンパレードを施し何とか完売。別の業者は所有の商品物件をプロの業者に安くしても売る
(所謂 BtoB)など、埼玉県南部や東京多摩地区だけでなく、都心部においてもその傾向はある様子です。要するに「物件にもよるがエンドユーザーが買うには高くなってしまった」そして現在の物価高、景況感に加えて「少子化により、購入できる顧客層が徐々に萎みつつある」影響もじわりと影響が出てきていると感じております。

引き続き活況なインバウンド・収益物件市場

一方で引き続き活況なのがインバウンド市場(特に中国・台湾・香港のお客様)です。諸外国と比べると日本の不動産はまだまだリーズナブルであり、加えて現在の円安と経済・政治的な安定も大きく寄与しているようです。弊社でもこの分野を鋭意取り組んでおりますが、お問合せなどの反響はすごく増えており、皆さん日本の不動産にとても興味があるようです。

もう既に外国人は我が国の貴重な労働力の担い手であり、一緒に働く仲間やお取引先の賃貸や売買のお客様として=我々の身近な存在になっていると感じています。

いずれにしても売却をお考えの方は「今年」ターニングポイントかもしれません。ご相談はお気軽に弊社スタッフまでお問合せください。

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フロンティアホーム 代表取締役 中川潤